2015年5月11日月曜日

「簡易マクロもいけちゃう神レンズ」 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PROショートレビュー 

OLYMPUS OM-D E-M5 Markⅱを手に入れました!

今までEOS 7Dをメインに使っていましたが自分の生活の変化により持ち運びやすく防塵防滴で気軽にそこそこ本格的な写真を撮れるような機材を導入したいと思い購入に至りました。

今回はそんなOM-D E-M5 Markⅱ(以下E-M5mk2)のレビュー・・・ではなく

 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PROショートレビュー

「簡易マクロもいけちゃう神レンズ」です! 

このレンズはE-M5mk2ではキットレンズとして売られていないため別途購入しました。
このレンズの特徴は防塵防滴ファンクションボタン搭載と言ったものが挙げられますが今回紹介するのは最短撮影距離についてです。


なんとこのレンズ最大で0.2mつまり20cmまで寄れます
使ってみるとテレ端の40mm(フルサイズ換算80mm)では被写体のすぐそばにレンズ先端がありフードをつけていると影がでるくらいです。
そして最大撮影倍率は0.3(換算0.6倍)と本物のマクロレンズには負けるものの他のレンズとは一線画しています。
そのため「特にここを顕微鏡みたいに切り取って」という用途じゃなければわりと使えます。

文字ばかりでもわかりにくいので実際の写真を御覧ください
40mm(換算80mm)にて目一杯寄った時の写真です。

レンズとかちょっと大体マグカップくらいの大きさのもので寄って撮るには十分のように感じます。


ちなみに上の写真を撮った位置とほぼ同位置でワイ端で撮るとこんな感じです。

(広角マクロ試してないなんて言えない・・・)


と、こんなかんじでまた新たな機材とかを導入したら紹介記事にはとても重宝しそうな感じで撮れていて「買ってよかった・・・!」という気持ちでいっぱいになっています。

実はもっと寄れます(?)

大物レビューには重宝するもののオーディオとか小さな機械も撮ることが多い当ブログ。
そのために60mmマクロとか買っちゃってる・・・と思いきや実は構想止まりなのは、さらにクローズアップすることができるんです。
若干反則技であり好き嫌いがわかれるやり方とは思いますがOM-D E-M5mk2や他のオリンパス機にはデジタルテレコンという機能があります。
(他メーカーは未確認です、すいません。)
これを使えば中央部を2倍拡大して切り抜いてしかも画像サイズは元と変わらないというあら不思議な機能です。

では先程のテレ端40mmと同位置でのデジタルテレコンの画像がこちらです。
40mm×デジタルテレコン2倍(換算160mm?)

印刷用やじっくり見て・・・といった用途ではまた話がかわってくるかもしれませんが、
ブログ用とかWi-Fiでスマートフォンへ飛ばしてSNSで共有といった際には十分使える機能のように感じます。

現在マイクロフォーサーズのマクロレンズは、
パナソニックからLEICA銘の45mm(換算90mm)とLUMIX G 30mm(換算60mm)
オリンパスからは60mm(換算120mm)とコンバーションレンズ
と言った感じで両メーカーで画角も被らず、また上位機とライトユーザー向けの住み分けがうまくされているもののちょっと選択肢がないような気がするのが事実です。
そんな中でお金に余裕があってまだどんなものを撮るかわからないけどテーブルフォト(寄り)から普通の画角まで良い画質で撮りたいという方にはこのレンズおすすめではないのでしょうか。

(個人的には30mmマクロのオリンパス版的なのがPROレンズでもいいからほしいのは秘密である)


※もっと顕微鏡のように例えば上の写真のどこかを大きく撮りたいなら本物のマクロレンズをおすすめします。

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これからはこんなかんじで総合的なレビューではなくてある1点をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
実は総合的なレビューを書こうとしてそこまで使わず保留になってしまう機材が多く此方のほうが投稿できると思った次第です。

にしてもマクロなのか、クローズアップなのか、寄りなのか
こういう言葉の問題って難しいですね〜(汗

とそんなことはさておき次はどんなレビューを書こうかな〜と久々にちょっと楽しみな悩みが出来ました!

2015.05.14 タイトル変更、注意書き追加
2015.06.28 ※の箇所の文章を修正