遡ること約3週間、
実はこんなものを買っていました。
iriver Astell&Kern AK100MK2LTD
2014年最後のIYHでございました。
もともとは今年の3月にAK100MK2を購入しようと思っていたのですがiriverのTwitterを見ていたところAK10がメーカー在庫なしになりAK100MK2もこの限定カラーが発表されたため「そろそろ販売終了」するという判断にいたり発売日に購入しました。
結果的にはその前後で無印AK100MK2もヨドバシカメラでは販売終了ということで良い判断でした。
ではレビューいってみましょー
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付属品(この中にはMQSと呼ばれるハイレゾ音源付きのmicroSDも含まれてます) |
個人的にこのデザインは好きです、無駄がないと思います。
角度によっては紫にも見えなくもない濃いめの青というのでしょうか?この色味はとても好きです。
しかしながら抱き合わせで発売した限定カラーのケースのあずき色は正直言って好みじゃないです・・・
もうちょっと青を惹きたたせてくれるカラーだったら飛びついていたんですがね~
また、この小ささもいいですね~
ちょっとズングリした感じが第3世代のiPod nanoを思い出させます。
今はどんどんDAPもでっかくなってるなかで、この第一世代AK100は小さな方です。
しかし「第一世代」つまり「ハイレゾ音源対応ポータブルオーディオプレーヤーの草分け的存在」として大きな存在ではないのでしょうか。
(第一世代のMK2は1.5世代・・・?)
<音質>
iPod touch(HF Player)からの移行でしたが聴き始めから衝撃的でしたね。
イヤホンをちょっとだけグレードアップしたと錯覚するような感覚がありました。
なのでiPodよりイヤホン/ヘッドホンの本来の性能がでているように思えます。
(そのせいでかおかげかCUSTOM ONE PROなんて特にキャラがはっきりして使う用途が限られてしまいました。)
音としては電気を使わない楽器の生々しくなったと感じました。
一部では高音寄りとか言われてますが低音がでてないわけではないです。
また、iPodと違って音量を普段よりあげてもうるさく感じません!
ブースト機能でノリノリもよしPRO EQ使って整った音を聴くのもよしで幅が広いですね
<操作性>
タッチパネルで直感的な操作のためFiioのDAPのようにボタンの割り当てで困惑するようなこともありません。反応はややモッサリ。
またダイヤルボリュームコントロールがとてもいい!
iPod touchではできなかった音量の微調整ができる喜びを感じています。(購入理由の4割くらいはコレ)
<気になった点>
・MicroSDがとりにくい、そしてたまに反応してない
・起動後1曲目で若干飛ぶ
・たまにバグる、仕方ない(?)とはいえアットワークに黒い模様がつくのはホラーです
・静かな部分ではイヤホンだとホワイトノイズが気になる(ノイズでなくていい感じに駆動できる機材が気になる)
<総評>
満足度はとても高いです。
個人的には「対応音源の幅」「大きさ/使い勝手」「価格」の総合的にベストだと思います。
BAの高能率イヤホンだとホワイトノイズを感じるほどのパワーなのでポタアンなしで完結でも十分だと思います。
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編集後記的な何か
この機種は
「DSDいらない」「さすがに10万前後は」「あんまり大きくない方が良い」「バランスもいいや」というという方から
「(ZX1とかを知って)ちょっと本格的にポータブルオーディオに挑戦してみようかな?」という方たち
に本当に良いパッケージングだと思うんです。
ですがどんどん高価格化してくのがポータブルオーディオの現状・・・
スピーカーみたいに「でも、お高いんでしょ?」という雲の上の存在になることだけは勘弁してほしいと思っていたりします。
話によるとiriverの子会社が日本にできるそうなので今後の動向が気になるところですね
ハイレゾ音源に関してはまたの機会に~
2015.01.25
タイトルの
「小さな機械、大きな存在」
を
「ハイレゾ音源対応ポータブルオーディオプレーヤーの草分け的存在」へ変更
発売時期的には僕の確認したものではHiFiMAN HM-801の方がAK100より先ですが今のハイレゾDAPの中心にいるiriverのAKシリーズの旧世代ということで「草分け的存在」としました。